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[opensoap-users-ja:0113] opensoap-2.0 リリース
- Subject: [opensoap-users-ja:0113] opensoap-2.0 リリース
- From: Nobuhito OKADA <okada@xxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 01 Jun 2004 00:01:32 +0900 (JST)
岡田です。
OpenSOAPの新パッケージopensoap-2.0 をリリースしました。
以下のURLから入手可能です。
http://www.opensoap.jp/download.html
ひとまず告知のみにて失礼します。
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(株)テクノフェイス http://www.technoface.co.jp/
岡田 信人 (おかだ のぶひと) <okada@technoface.co.jp>
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opensoap-2.0 リリースノート (2004/05/31)
OpenSOAPサーバの機能強化と安定性・信頼性を上げるために、大幅な設計見直
しとソースコードの修正が行われ、バージョンを2.0としてリリースすること
になりました。
修正が大きかったため、今回のリリースは Linuxのみの対応でコンパイルと動
作検証をしており、他プラットフォームへの対応は随時検討しながら進めてい
くことになります。
パッケージに含まれる、サーバ以外のAPI部分については、現段階ではバージョ
ン1.0と同等です。サーバについてのみ以下のような機能拡張がされています。
・トランスポートインターフェイスを Apache DSOモジュールに対応して高性
能化を図っています。
また、WS-Attachments 及び SOAP with Attachments(SwA)に準拠した
DIME/MIME方式の添付メッセージの転送が可能になりました。
この場合は、Apache2のDSOモジュールを利用できる環境と、httpd.conf内で
の追加設定が必要となり、クライアント側からDSO経由でOpenSOAPサーバを
呼び出すデフォルトのエンドポイントは、
http://host/opensoap
となります。
・本格的な運用に向けて、プロセスとログ管理の機構を強化しました。
メインコマンドからサブプロセスを立ち上げ、各プロセスで異常が起きた場
合に、自動的に復旧できるようになっています。
また、デバッグレベルを指定したトレースログや、syslogへの出力に対応し
ています。
・転送や非同期などのメッセージ管理についてクラスによる抽象化を行い、拡
張ヘッダによる追加的な動作をさせることが容易になりました。
具体的には、拡張ヘッダとルーティングにより、DBサーバやプロセス管理の
ためのワークフローエンジンといったOpenSOAPを補完する機能群とのWebサー
ビス連携が実現できます。
構築例として、非同期メッセージのキュー管理や高度なワークフローなどを
実現した事例があります。
ただし、従来からのOpenSOAP独自拡張ヘッダによるOpenSOAP単体での非同期
処理においては、既存のものの修正が完全ではないため、若干不安定な部分
が残っています。
今後は、これらの処理も見直して、スタンドアローンでの完璧な非同期処理
を目指していきます。
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